時系列グラフ

  • 縦線 = 判定基準 (CLSI 版) が並行していた時期(2014 年の位置)。指標によってはここで不連続になります (タップ / カーソルで詳細)
  • 途切れている区間 = N < 30 または該当データなし。0 ではありません
データ表

年齢群別

年齢群別の非感性率(全国のみ)
年齢群 %NS 分布

このデータについて

MRSA 割合の数え方

MRSA 割合は「黄色ブドウ球菌のうち MRSA の割合」で、配布データがあらかじめ持っている MRSA / MSSA の株分類コードから求めています(他の指標のような「非感性 ÷ 感受性試験実施数」ではありません)。

⚠️ 配布データに株数そのものの列はありません。MRSA / MSSA の各コードに載るのは「その薬の感受性試験が報告された株数」で、しかも片方の群にしか載らない薬があります(MRSA にセファゾリンやオキサシリンは載らず、MSSA にバンコマイシンやリネゾリドは載りません)。そのため両群に共通して載る薬のうち最も広く検査されているミノサイクリン (MNO) を代表として株数を数えています。共通薬は各年 6〜7 種あり、どれを選んでも 2024 年血液で 38.8〜41.1% の範囲に収まります(代表薬を変えても結論は変わらない一方、厳密な株数ではないという意味で近似値です)。

判定基準 (CLSI 版) が変わっている年

JANIS の期報・年報一覧では、2014 年分2015 年分の入院検体について CLSI 2007 版CLSI 2012 版(2014 年分は「2012 試行版」)の両方が公開されており、2016 年分以降は 1 系列に統合されています。さらに 2025 年分では「CLSI 2025 版」が追加されています(本ページの対象は 2011-2024 年)。

本ページのデータがどの版で判定されたかは、配布元が明示していません。ただし 2013 年 → 2014 年で複数の菌種・薬剤の %NS が同時に、かつ互いに逆向きに動いています(例: 大腸菌〈尿〉第三世代セファロスポリン 17.5% → 22.8%、肺炎球菌〈血液〉ペニシリン 37.4% → 1.5%)。2013 年以前と 2014 年以降をつないで増減を読むことは避けてください。

肺炎球菌では非髄膜炎(血液)と髄膜炎(髄液)が逆向きに動いており(血液 8.5% → 0.3%、髄液 12.2% → 45.9%)、さらに髄膜炎の系列では 2014 年以降「中間 (I)」の報告が 0 になっています(2013 年は I=29)。値だけでなく判定区分の構成そのものが変わったことを示唆します。

2011 年以降に JANIS 検査部門で集計されたデータのうち、検体情報が入力されている菌株のデータについて、WHO の薬剤耐性サーベイランス GLASS の形式に準拠して集計されたものです(配布元による集計)。通常の JANIS の公開情報では検体情報がない菌株データが集計対象に含まれ、また年齢・性別が未入力のデータは集計対象外になっています。このため本ページの集計値は JANIS の公開情報の値(隣の「分離率トレンド」タブを含む)と一致しません。

出典: JANISの薬剤耐性サーベイランス集計データ(スプレッドシート)と解析ツールの公開について(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト)

引用(配布元の指定形式): 2019 年までのデータは「AMED:薬剤耐性菌のサーベイランス強化および薬剤耐性菌の総合的な対策推進に関する研究」、2020 年以降のデータは「AMED:薬剤耐性菌のサーベイランス強化および薬剤耐性菌の総合的な対策に資する研究」により作成されたファイルを使用しています。